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君のKISSに夢☆CHU

第3章 case1,BAR☆年上の男


優介さんが、私をお姫様抱っこしてベッドに運ぶ。


そのまま、あそこで欲望のまま抱かれる方が私は好きだな…。


そんな事を私が考えているとは知らず、優介さんが私の髪を撫でながら優しく体にKISSをしていく。

優しく脱がされいく下着。

優しく触れられる体。

全てが優しく優しく、まるで何か繊細な物を扱うかのように進められていく。

「桜音?どうされたい?」

ふと、優介さんが私を見ながら聞いてきた。

「KISSをしてください。私KISS好きなんです。」

「あぁ。いいよ。」

そうだったね、忘れてたよ!と言わんばかりの顔をした優介さんを見て、私はすでに

“この人はないな”

と確信した。

多分この人は、あまりKISS が好きじゃない。

この人にとって、KISSはエッチをするまでのただの付け足しみたいなもの。

私の頭はもうこの地点で、冷めてしまった。

残念だけど、今日もハズレか…。


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