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君のKISSに夢☆CHU

第19章 愛し合う二人


「あぁっ!輝愛…気持ちいいっ…。」


執拗に繰り返される先端への刺激に、甘い声が洩れる。

舐めていたかと思うと、歯で挟み強い刺激を与えてくる。

絶妙なそのバランスに、感じてしまう。


「あぁ…いいっ…。」

「気持ちいいか?」

「うん…。」

「俺以外には感じない体にしてやる。他の奴には興味もわかないほど、俺に夢中にさせてやる。」


輝愛の熱い瞳が私を捕らえる。

独占欲。

さすが来騎の兄だけある。

やっぱり独占欲は強いんだ…。

でも、それすらも嬉しく感じる。


「このまま俺の腕の中に、閉じ込めておきたいくらいだけどな。」

「輝愛…。」

「もう誰にも渡さない。お前は、俺だけの物だ。」


そんな輝愛の束縛めいた言葉にすら、ときめいてしまう自分がいた。


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