君のKISSに夢☆CHU
第4章 case2,合コン☆同い年の男
「今日は来て良かったよ。桜音ちゃんと出逢えたしね。」
「またまたぁ、皆にそういう事言ってるんでしょ?翔大君モテそうだし。」
「俺、お世辞とかそういうの面倒だから言わない。さっきのは、素直な気持ちだからね。それに俺、モテないよ。数哉と裕紀がモテるからね。俺はその後。」
そう言って、またお酒をグビッと飲む。
「そういう桜音ちゃんは、モテるでしょ?こんなに美人なんだからさ。」
「うーん。そうでもないよ。自分が求めてる人に、なかなか出逢えないんだけどねー。」
「ちなみにどんな人探してるの?」
「ドン引きしない?」
「しないしない。大丈夫!」
翔大君が楽しそうに笑う。
「で?どんな人探してるの?」
翔大君が、んっ?て感じな顔をして、私の顔を覗き込んだ。