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君のKISSに夢☆CHU

第5章 case3,CAFE☆年下の男


そんな感じでマッタリとした時間を過ごしていると、横にいたカップルがケンカを始めた。

女の人の方が、どう見ても年上な感じ。

しかも年も離れてる感じがする。

しばらく、見てないふりをしながらチラッと様子を見ていると、男の人が女の人に思いっきりビンタされていた。


うわーっ!こんなとこで、結構な修羅場。

皆、迷惑してんのわからないのかな?


そんな事を思っていると、突然ビンタされた男の人に、腕を引っ張られた。


「ごめん、待った?なんかヤバイとこ見せてごめん!」

私に向かってそう言うが、私は初めて会ったし、あなたと待ち合わせしてないけど…。

「かん…ムグッ」

勘違いです!と言おうとした私の口を彼の唇が塞いだ。

……………!!!!!


放心状態の私から彼は、唇を離すと、さっきまでケンカしていた女の人に言った。

「今日はこの子と約束してるから、お前をかまってる時間ないんだ。じゃーね。」


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