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君のKISSに夢☆CHU

第5章 case3,CAFE☆年下の男


「ねぇ、桜音。今フリーなら、僕との事考えてみて。僕は本気だからねっ。」

真っ直ぐな瞳。

柔らかい可愛い顔が真剣な表情になる。

来騎の気持ちが強く伝わってくる。

「ありがとう。まだ出逢ったばかりだから、友達から考えて。私もすぐには答え出せない。ごめんね…。」

真剣な瞳が痛くて、瞳を反らした私の顎がクイッとあげられる。


………来騎?


見つめ合った来騎の顔が、ゆっくりと私に近づいてくる。


あぁ…来騎のKISSは、どんなだろう?


私はゆっくり瞳を閉じて、その時を待った。

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