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君のKISSに夢☆CHU

第6章 case4☆運命の男?


あの日から来騎とは、LINEで連絡をとっていて、たまに遊ぶようになった。

正直まだ可愛い弟って感じだけど、一緒にいて楽しいのは事実で…。

恋人ってこんなものなのかなぁ…。

やっぱりビビッとくるようなKISSが、出来る相手なんていないのかも…。


「はぁーっ。」

大きなため息をつくと、遠くから誰かに名前を呼ばれた。


「おーい!桜音ーっ!!」

向こうからブンブン手を振って、こちらに近づいてくる数哉の姿が見えた。



「おはよー!今日はもう授業ないのか?」

「うん。今日は午前だけ。数哉は?」

「俺も今日は、これで終わりー。桜音これから暇?」

「うん、暇だよ。カフェで読書でもしようと思ってたとこだから。」

今日は午前中だけの授業日なので、午後から来騎に紹介して貰ったお店でマッタリしようかと思ってたとこだ。

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