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君のKISSに夢☆CHU

第6章 case4☆運命の男?


「じゃ、ちょっと俺と付き合ってよ。」

「いいけど、華澄に怒られないの?」

数哉が何だか恥ずかしそうに頭をポリポリとかいて、ボソッと言う。

「その、華澄の誕生日プレゼント一緒に見に行ってくれないか?桜音だったら、友達だってわかってるから、誰かに見られても、何も言われないし、それに華澄の好みも良く知ってるだろ?」

「ま、確かにねー。」

「昼飯ご馳走するから、頼むよ。」

数哉が両手を合わせてお願いポーズをしてくる。

「オッケー!付き合って最初の誕生日だもんね。それは大事だし。私も真剣に選ぶよ!」

「マジで?桜音、サンキュー。」


こうして数哉と華澄の誕生日プレゼントを買いに行く事になったんだけど…。

この後まさか、運命かも…しれない人に出逢えるなんてね。

思ってもみなかった。

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