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君のKISSに夢☆CHU

第7章 来騎の事


「ねぇ、桜音。今日これからお店来ない?僕、今日勤務日なんだ。」

来騎の言葉にドキッとする。

あのお店に行ったら、高嶋さんもいるかもしれない…。

どうしよう…。

お店には行ってみたいし、いいチャンスだし…。


「連れて行ってもらっても平気なの?」

「もちろんだよ。友達って紹介するから、おいで。」

「じゃ、お言葉に甘えてお願いしますっ。」


こうして私はこの後、来騎と一緒に高嶋さんがくれた名刺のお店に行く事になった。

高嶋さん…。

いるといいな…。

来騎と話しながらも、私はドキドキが止まらなかった。

だって、私は結局高嶋さんのあのおでこへのKISSを今も忘れられずにいるんだから…。


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