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Best name ~ ひまわりとの約束 ~

第6章 夢をみる・・・

『な・・・、おいおい……ヤベェじゃん』




いかにも〃他人事〃って感じの

とりとめのない一言を呟くオレの横で






『・・・!』






『は?・・・っおい!カンナっ!!!!』






気付くとオレの手をふりほどいて

カンナは河川に向かって

走り出していた








『?!・・・カンナ!・・・おい!!?』





色んな意味で

何が起こってるのかわからないオレは

反射的に

ただただ、カンナを必死で

追いかけた






この時のオレが

ほんのちょこっと

すっごく・・・冷静になれたとして







『・・・やな予感』






・・・しか、しなかったからさ







頭は良いわ

加えて無駄に

運動神経まで良いカンナは

その俊足で、あっという間に

オレの元から、どんどんはなれて



ヤジウマの中に

突っ込んで行った








『~~~!!?』






おい、おいおいおい……






『・・・』




一瞬……シーーーン

とかしちゃってさ





『・・・~~』






ハハハハハ~~・・・ハハ






・・・だからさぁ



カンナ・・・お前












・・・待てっつーの・・・っ!!!!


(汗)(汗)(汗)

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