無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

『…ぐへ…ちょ、お…落ち着いて』





『あー、もう！どいつもこいつも！！

落ち着いてられたら苦労しないわよっ！！

大体あんたなにをシレ～っとしてんのよ？！』





『・・・？？！(汗)』



謎の美女・・・のち

超絶・暴走美女は…一方的に

焦りまくってボクにつめよってる






『てか、なによ∥リョウキ∥？！

あんた手術着なんか着て？？？

は？！・・・コスプレ？？？

まさか、あんたら・・・っ！？

【ドッキリ】とか…ふざけたこと？！

そんなオチじゃないわよねっ！？

幸せボケするのは勝手だけどっ

あんまりタチの悪い冗談言うと

さすがにぶちギレるわよ？！』




違う意味で十分に

ぶちギレてるじゃないかよ

この女～…(苦笑)




『お゛・・・ぐぇ…っ

お゛ち゛つ゛い゛て゛～…

なくても・・・イイデスカラ(苦笑)

とりあえず・・・はなしてクダサイ？』






『へぇぁ・・・っ？？？』




暴走美女はようやく

苦笑いのボクの顔を真っ直ぐ見た




ヤバい患者ではなさそうなので


・・・と言うか



ボクを∥誰か∥と間違えている



アイルちゃんの関係者であると

ほぼほぼ確信したボクは



胸ぐら掴んでる暴走美女の細腕を

そろ～っとほどいて

リョウキが戻るのを待った



『リョウキ・・・なんでもいいけどさっ

アイル・・・アイルは・・・！？』



暴走美女は…今度は一瞬で

泣き出しそうな顔でボクを見上げて

必死に訴えかけてくる




『ぇえと・・・ですね(汗)

ほんとにちょっとで良いですから

お待ち頂けますでしょうか？』



ニッコリ・・・


なんて




『は？？？…あんたさ？！

なに言ってんのさっきから！

のほほん～として、なにをかしこまって

～ふざけてる場合なのっ？？！』




『・・・(苦笑)』



火に油・・・(笑)