今日も明日も 2nd season
第16章 Candy Time 3
「そりゃ、迎えに行かなきゃってずっと時間気にしてたからね」
……俺は半分やけ酒してたのに
「あのね、相葉さん」
「ん?」
「分かってても、俺はこれからも怒るし勝手にしちゃうよ」
「うん」
「それでもいいの?」
いやまあ、ダメと言われたら洒落にならないんだけど
この人なら
相葉さんなら
「にの限定だから平気」
ほら、そうやって俺を受け止めてくれる
「俺はにのがいればいい」
「愛されてんね、俺」
嬉しくて、頬が弛むのを抑えられない
「愛しちゃってるからね」
相葉さんも、蕩けそうに甘い顔してる
これ以上ないくらいお互いにくっついて
お互いの胸の鼓動を感じ取って
「お風呂、どうする」
「入る、けど…今はまだ」
“もう少し、相葉さんを感じたい“
声には出さない俺の気持ちは、すぐに相葉さんに伝わって
またすぐに、シーツの波に二人で飲まれて行った
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