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シャツのボタンを外されて行って、素肌にひんやりとした空気が触れた

「ちょ…っ、マズイって…！」

ホントにここが保健室なら
いつ誰が入ってくるかなんか、分からないじゃないか…！

こんなとこ誰かに見られたら、それこそ一大スキャンダルなんてもんじゃ済まされない

俺の芸能生活も、アイドルとしての地位も全て失なう………、って

あれ？

何だか分からないけど、俺は今高校生？だっけ？

でもって相葉さんは保健(多分)の先生

って事は、そっちの心配はいらないってやつ？


…じゃなくて！

先生と生徒ってのも充分にダメなやつだから


「相葉さん！…離せって！」
「相葉 “先生“」
「だーっ！もう、そんなんどうでもいいっ」

白衣の胸を押して、引き剥がそうともがくけど

悔しいかな、全くびくともしない

「やけに反抗的だね、今日は」

「ん…っ」

耳朶を甘噛みされ、思わず息を飲む

噛まれたそこから甘い疼きが広がって、覚えのある熱が身体の奥から沸き上がって来て




「鍵…、閉めてある？」

俺の口からは、そんな言葉がでてしまった