無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

鼻で息をする事に慣れた頃には

潤くんのキスが気持ち良くなっていて

自分からも、拙いながらも舌を絡ませていく

そんな俺に潤くんが嬉しそうに目を細めてくれて

…更に深く、俺の舌を貪った



さっき弄られた胸を、また指でいじられる

小さいくせに固くなったそこを、転がされたり
キュッと摘まみ上げられるうちに

その刺激が、もっと欲しくなっていた


「ん、ん、…んぅっ」

キスの合間に、耐えきれない声が漏れる


だけどキスしてなかったら、もっとはしたない声を出してしまいそうで

…唇を離すのが怖かった



胸を散々嬲ってた手が、そろそろと下に降りていく

お腹や腰周りを撫でられるだけで、体が跳ねる

少しの刺激も快感として取り入れ始めた体は、俺の意思とは裏腹に触れられるのを待ち焦がれているみたいで

恥ずかしさから、キスをする潤くんの髪を力無く掴んだ


キスはやめたくない

だけどもっと刺激が欲しい

相反する思い

潤くんの手が、熱を持ち始めたそこに触れた瞬間

俺は唇を離し


「あああ…っ！」

耐えきれずに背中を仰け反らせていた