無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「髪もまともに乾かさないで、疲れてるくせにゲームまでしてあげくに寝落ちってさ。…良い大人のくせに」

言葉は咎める内容だけど、弄る指は止めずににのを追い詰めた


「だったら…っ、普通に、起こ、せって…！」

もう、にのは胸への刺激だけで息が上がり始めている

「あ…っ」

弄られて固くなったそこから指を離し、ピンッと弾いた途端、にのの背中が大きく仰け反った


「起こしてあげたのに、文句？」

「だから…っ、んんっ！」

今度は強く摘まんで言葉を抑え込む



だってさ、どうせなら

文句なんかより、甘い声のがいいし

俺を強請る言葉が欲しい


仰け反ったにのの顎を捉えて唇を塞ぐ

無理に上向かされたからか自然に口が開いてるから、そのまま舌を絡み付かせた


「ん、ん…っ」

何だかんだ言って、キスが好きなにのの顔が弛む

一瞬眉をひそめても、すぐに気持ち良さそうな表情に変わったのに気付いて

自分の頬もまた、だらしなく弛んでいった