今日も明日も 2nd season
第41章 このままもっと
「ちょく、せつ…」
一度ぎゅっと唇を噛み締めて、目を逸らしたにのが真っ赤なまま消え入りそうに答えるから
「じゃあ、自分で脱いで?」
その羞恥をもっと引き出したくなった
「な…っ」
「だって、触って欲しいんだろ?」
お腹の周りを柔らかく撫でる
足の付け根にも指を這わせるけど、それだけだ
「お前、意地悪だ…」
「違うよ。にのの言う事を聞いてあげてるじゃん」
“触って欲しいなら脱げよ“
ちょっとだけ命令調に低いトーンで囁くと、小さくにのが震え
だけど顔を俯かせながらも、自らの手をハーフパンツのウェスト部分に引っ掛けた
やばい
ぞくぞくする
にのが自分から脱ぐのはあまり見たことがないし
ましてや俺が言ったからそれに従うと言う、まるでにのを支配した気分に胸が高潮する
「ダメだよ、そのまま腰上げて」
俺から離れて脱ごうとしたにのを片手で引き寄せると
「…っ」
多分色んな気持ちが複雑に絡まってるんだろう、そんな顔をして勢いを付けて下着ごと取り去った
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