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安住の地はマンションでした

第2章 mission2:見つけ出せ!

でも。

僕たちには、居場所があるとするならばそこしか無い。

人ならざる者が当たり前に居て良い場所。
存在することを、否定されない場所。




正に、安息の地なんだから。



「こういうときってさあ!やっぱ神様にお願いするのが一番じゃない?!」

「神サンなんていたら今頃オレ達は報われてるだろ!何も悪いことしてねぇんだから」

「そうだよね!ならここいらで報われとこっ?」

神様ぁ〜〜ボクタチをそのマンションまでびゅーんっと飛ばしてよ〜〜!!!!

空が華奢な身体で目一杯叫ぶ。

「海くん!いいって!!」

「マジかよ」

可愛い笑顔で振り返りながらそう言う。

本当に良いような気がしてくるから不思議だな。

まぁでもこいつは、昔だから神サンの声が聴こえるとかすぴりっちゅあるぅな事を良く言ってた。

事実かどうかは知らん。
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