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親友が1,000万円の借金を抱えた理由を本人の承諾を得て掲載

第3章 悪魔のカード

初めての給料日は仕事が休みで
その休みが偶然にも
美緒と一緒だったということが
今となっては神様の悪戯としか
思えてならないのです。


一緒に買い物という流れになり
当時はそこそこ開けていて
寮から一番近い小田原に行きました。


「ここにブランドの服売ってるの?」


目を輝かせながら
駅前にそびえ立つマルイを
指差す美緒の姿は
今でも鮮明に覚えています。

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