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親友が1,000万円の借金を抱えた理由を本人の承諾を得て掲載

第3章 悪魔のカード

いざマルイに入店すると……


「エポスカードはお持ちですか?」の
入口にテーブルがあって
勧誘される例のあれ。


「持ってませんけどー」
「すぐにお作り出来ますよー」


きっと、美緒の脳内では
『すぐにお作り出来ますよー』の
悪魔の囁きが、こだましたことでしょう。


「でもうちら未成年なのでー」


悪魔の囁きを私がブロック。


「親御さんの承諾が無くても作れますよー。
口座はお持ちですよねー」


今は知らないけど、当時はそうだったんです。

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