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親友が1,000万円の借金を抱えた理由を本人の承諾を得て掲載

第1章 先日の美緒との電話

『でも、兄ちゃんには500万って誤魔化した』
「あはは。そんなん直ぐにバレるよ。
で、兄ちゃんの反応は?」
『作っちゃったもんは、しょうがないって。
だから実家売っちゃえって』

ほらほら。

バレる要素キタ。

美緒の実家といえば
ど田舎の急で狭い坂道に隣接する
築30年ほどの一戸建て。

1,000万円で売却なんて無理じゃね?

「で、いくらで売れそう?」

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