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Treasure of life

第2章 モノグラム

「…あ……あっ…」
なんだろう…この感じ…。

何も考えられなくなる。

「…潤くん…、はぁっ…気持ち…いい…」

感情が昂ぶって涙が零れた。

潤くんがその涙を拭いながら言った。
「俺も…カズのナカ…、気持ちいいよ」

潤くんはキスで舌を絡ませながら、ピストンを強める。


押し寄せてくる快感の波には抗えなくて……。

「ああっ…また…出ちゃうっ…」

「いいよ、イって」

「ああぁっ…」
二度目の熱を放った。


「はぁっ…はぁっ…」

「カズ、その顔たまんない。

俺もうちょっとだから付き合ってね」

「あっ、待っ…」

「もう待てない」

激しく最奥まで腰を送られる。

「あっ、あっ…んっ…あ」

「カズっ、出していい…?」

「ん…うんっ」


「…ん…くっ…」


潤くんと俺は初めて、ひとつになった……。


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