テキストサイズ

触感

第3章 洋菓子店

「えっ、あ、あの、私1人だけなんですか?!」




「そうですよ。あれ、僕伝えてませんでしたっけ?いつも定員2名なんです。」




わぁーーーー。確かに言ってたかも。




「そ、そうですか。じゃあ始めましょうか!」




平常心を装った。




まだイイダ先生に触られたところが感じて、感じてどうしようもないこの身体のまま、2人きりでいる自信は全く無かった。




しかも、お菓子教室を開くためにお店は休みにしてある。




しばらくの間は誰も来ないだろう。




これは…まずい苦笑。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ