運命の人
第3章 送別会
仕事が終わり、
みんなでお店まで移動した。
20時30分開始である。
コース料理をひたすらみんなで食べていた。
サプライズゲストはまだ来ない。
誰だろう。。。。
と忘れかけた頃
ゲスト
『おつかれさまですー!!!』
全員
『えーーーっ!!!!!!!』
なんと、そこには米田課長の姿が。
まりな
(きゃー!!!)
(嬉しいッ!!!!!!!!!)
(・・・・・・ん?)
(いや、わたし喜びすぎやろ。)
一次会が終わり、
2次会はカラオケに行った。
米田課長の歌のうまいこと。
そう、実は彼の声は相当素敵でわたしの好みだ。
彼とはデュエットなどもしたが、
特別な感情などもなかった。
わたしは、夜中に先に失礼した。
藤原課長とたくさん話した。
米田課長は相変わらず離婚の話をしていた。
とにかくむなしかった。
まりな
(はぁ。。。)
(わたしなにがしたくて転職したんかな・・・)
(一緒に働きたい人と仕事がしたかったのに)
(転勤なんてあんまりや。。。)
(しかも仙台とおいわ!)
なんてことを思いながら、タクシーにのった。
まりな
(わたしこれからどうなっちゃうんだろう・・・)
そう、完全に落ち込んでいたのだ。