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無表情の宇野くん

第72章 宇野くんと京都奈良②。

宇野くんと五味さんと私と、私の隣の席の男子で、修学旅行の算段を立てています。


どこを回るか、なんて言われると、私としては不動産屋さんを回りたいのだけれど。


京都に住みたい。


さておき。


どこに行くかという話の流れから、昼食はどうするのかという話になった。五味さんのお兄さんが前に昼食をどこにするか決めずに修学旅行に行ったせいで、昼食を食べそびれたことがあったそうだ。


それはさすがに避けたいと、私たちは考えた。


その場であった所でいいんじゃね? が結論だった。


同じ道を辿っている気がする。

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