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無表情の宇野くん

第88章 宇野くんと修学旅行⑦。

修学旅行の移動はそれぞれ個人で、バスに乗ったり電車に乗ったりで移動します。


私たちはバスにはほとんど乗らず、電車での移動が多かった。


昼間の電車はほとんど貸し切り状態だったんだけれど、それでも多少は人がいる。


その少しいる人に気づかれないようにふざけるというゲームを、班員としてた。


五味さんが咳に紛れておっぱいと言ったり。


私が変顔したり。


で、宇野くんはどんなことするのかなと思ったら、数人のおばさんの会話に混ざって一緒にジェスチャーしていた。


よく気づかれないな。

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