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あと3秒だけ。

第10章 嫉妬。


このままこの光景を見るのは苦しくて

わたしはバレないようにその場を離れた。


下着なんか買って、

浮かれちゃって、

私バカみたい。


悲しくて苦しくてモヤモヤして...

奥さんや子どもに嫉妬してしまう自分が

情けなくなった。


その日の夜だった。

ピロリン

【今日もお疲れー!有紗、今日隣の市のショッピングセンターにいた??そっくりな人見かけたんだけど.....】

貴久さんからだった。

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