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あと3秒だけ。

第10章 嫉妬。



次の日、いつものように朝は休憩室によって
いつものオレンジの炭酸ジュースを買う。

そして、換気扇の下には
いつもの、若手の男性たちが煙草を吸いながら
仕事だるいだの、暑いだの話している。

ガチャ

休憩室の扉が開いた。

扉に背を向けて座っていたが思わず振り返る。


『有紗やっぱここにいたー!ねね、今日ごはんどこいくーー?』

彩だった。

今日は、彩とご飯の約束をしている。

貴久さんじゃなくて、少し残念…と思ったり。

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