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あと3秒だけ。

第12章 お忍びデート。


初めてのラブホのお風呂は

ちょっとソワソワして落ち着かなかった。

汗ばんだ身体を念入りに泡立てた

甘い香りのボディーソープで洗う。


お風呂から出ると、

貴久はテレビを見ていた。


『貴久さん、お風呂から上がりました…』

『じゃあ、俺入ってくるね。』

『・・・はいっ』


〜〜〜〜!!!

何だか緊張した。

いつもと雰囲気が違うと、こんなにも緊張するものなのかな…

ソワソワする気持ちを抑えるために、

テレビのチャンネルを適当に変えると


『んっ、ふあ・・・っ///や、もっと突いてええぇ』

!!??

まさかの、AV。

初めましてAV。

うわ、うわ、うわあ…


テレビの中の若い女性は

中年男性にバックで激しく突かれ

色白い肌がピンク色に火照っていた。

うぅ、エロい・・・。

あっっ、貴久がお風呂から出てくる前に変えなくちゃ...!!!

リモコンをテレビに向けチャンネルボタンを押すもなかなか反応せず…。

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