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あと3秒だけ。

第18章 貴久side2


ちえみも、俺も涙が止まらなかった。


『ちえみ.....よく、頑張ったなあ…』

『ウッ、ウッ…貴くんが支えてくれて心強かったあ…』


涙の止まらないちえみの頭を撫で、


『ちえみ、お疲れ様』


前言えなかった言葉を俺はいうことが出来た。

一旦、俺はロビーにて待つように指示を受けた。

時計を見ると朝の6時を過ぎていた。

もう、朝か・・・。


ロビーにいるのは俺だけだった。

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