テキストサイズ

あと3秒だけ。

第4章 近づく2人


休憩室のドアが開く。

神田代理かな?と思い振り返るが、

そこには苦手な佐藤さん。


『.....』

無言のまま休憩室に来た佐藤さんは、

私たちの前に立ち『ん。』と何かを差し出した。

ソーダ味の棒アイスだった。


『え!佐藤さん、ありがとうございます〜!!』

彩は、さっと取りすぐ食べた。

早い。

『あ、ありがとうございます。』

私も続けてアイスを取る。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ