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あと3秒だけ。

第7章 加速する想い。

男性の部屋に入るのは久しぶりだ。

ドキドキして、レンタルショップの袋を持つ手が

すこし汗ばむ。


『はい、どうぞ。』

彼はさっき買ったであろうお茶をコップに注ぎ、

私に出してくれた。


『ありがとうございます...っ』

『よし、じゃあ観ようか!』


私の手からDVDを取り再生した。

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