あと3秒だけ。
第9章 ヒミツのカンケイ。
『今日も暑かったなー。ね、シャワー浴びよ。』
貴久はシャツのボタンを器用に片手で外しながら
エアコンをつけた。
『貴久さん、先にどうぞ・・・』
『え?違うよ。ふたりで入るの。』
『えっ、恥ずかしいです…』
『嫌なの?』
『嫌ではないです・・・』
『じゃあ入ろ♪』
結局、一緒にシャワーを浴びることになった。
貴久さんは、意外と筋肉質で
割れた腹筋に滴る水が、ちょっとエッチだなって
思ったり・・・。
シャワーから上がると
部屋は涼しくて気持ちよかった。