あと3秒だけ。
第9章 ヒミツのカンケイ。
ぼーっとしたまま、
私は天井を眺める。
貴久は、私の買ってきたオレンジジュースを飲んでいた。
私、今日で貴久と何回セックスしたんだろう。
指折り数えると、四回目だと気づく。
来週はもう九月.....
貴久と出会ってから
月日が流れていくのが早く思うようになった。
特にカンケイを持つようになってからは
毎週水曜日のために
昔よりも丁寧なスキンケアや
脱毛処理、シャンプーだって変えたりもした。
そして、
水曜日に貴久に抱かれることが
今は私の何よりのタノシミ。