
過激性癖短編集【BL】
第2章 放課後の先生はいつもと違う
「俺、今すごい幸せです」
こんなこと駄目なのに、凄く嬉しく思ってしまう。
上半身を脱がせ終わると、まだ発達途中の少し痩せた体が露わになった。
そういう趣味はないのに、やけにぐっとくる。
「先生は生徒とするのはじめて?」
「うん。生徒を好きになったのも初めて。どうしよ。教師としてだめすぎる…」
「いいじゃん別に。高校生同士でもセックスくらいするし、大人と付き合ってる生徒だっているし。相手の職業がたまたま教師だっただけ」
「んん、それがまずいんだけどな」
「先生。俺のこと、ぎゅってしてください」
斗真が手を広げる。
斗真が俺の膝の上に跨って抱きついてくる。
「あ、すご…。先生いいにおい」
