ゼラニウム
第4章 恋の季節がやってきました*
そう、嫌なことに
塾で会ってから俺への態度が
馴れ馴れしい・・・・
授業では当ててくるし、
大野さんのまねして「松潤!」って呼んでくるし
疲れる・・・・・
S「こんにちはー!はいじゃあやりますよ!
おっ松潤久しぶりー!」
J「あっどうも・・・」
ほらしょっぱなから面倒くさい・・・・
俺がひとりの時はまだそうやって呼んでも
いいけど、
皆の前で呼ばれると、なんか
気まずいから辞めて欲しいんだが、
S「はいじゃあこの問題・・・・」
あぁ俺か、
S「松潤!」
やっぱりな・・・ってゆうか松潤!って呼ぶな!
ほらみんなザワザワしちゃってるじゃん
絶対後でどんな関係って聞かれるじゃん
J「はーい・・・・」
立ち上がった瞬間目眩がして
倒れた・・・
遠くで和の声とか櫻井先生の声が聞こえて
俺の意識は途切れた・・・・・
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