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第23章 あつあつ






#A




A「かずくんちゃんとごはんたべたかなぁ… 」





午後の授業も部活も散々だった。

いや、むしろ昼にかずくんと話してる時から

妙に緊張してどぎまぎしてたんだ。



今の俺はまさに"気もそぞろ"ってやつ。

コーチと監督には怒られるどころか

どこか悪いんじゃないかと心配される始末。



それもこれもおーちゃんが変なこと言うから!



A「どうかおーちゃんがかずくんの部屋に
入れずに帰っていますように…!」←



そんな願いを込めかずくんの部屋の前に到着。













A「いる…! 」



部屋の中からは明らかに1人じゃない話し声。

ときたまおーちゃんらしき笑い声が聞こえる。



くそぉ、部屋に入れてしまったか…!



ノックする手を引っ込め、

そっ、とドアに耳を傾けてみる。





"やぁ、それやだってばぁ"

"おら、観念して口開けろ"


"やだっっ・・・んーーー!"


"お前じっとしてろって"


"んぁっ、にがぁ・・・"


"おら、全部飲み込めよ"






・・・・・?

な、ぬぁーーーにーーーー!!!???





A「おーちゃん!!!何やって…!! 」



バァン!と勢いよくドアを開けると

おもいっきり涙目のかずくんと、

その横でキョトンとした顔のおーちゃん。





O「お、相葉ちゃんおかえり。」




A「た、ただいま。」







おーちゃんの手には粉薬が

入ってたであろう袋と水。

な、なんだ。薬飲ませてた?だけか?




てっきりおーちゃんが、

無理やり自身の(自主規制)を

かずくんに(自主規制)させる鬼畜プレイの

最中だったのかと…!←






ほっと一安心・・・









N「ゔーーーーーーまずい・・・。」



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