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第28章 あけおめ








一瞬言葉の意味が飲み込めず

バクバクと高鳴る鼓動の合間に

頭を再起動させる。



エイゴ

カダイ

ミセテ





・・・英語課題見せて!




ピコーン!と俺の頭が言葉を理解したのと、

ドッと笑い声が上がったのがほぼ同時。


教室内に響き渡るまーくんのバカデカイ声に

クラスメイトたちは大爆笑。









俺はと言うと、注目の的にされたこの状況と

こんな白昼堂々、キスされるかも

と1㎜でも期待してしまった自分に

一気に恥ずかしさがこみ上げてきた。





A「かずくん?…あれ? 顔赤いけど…?」




N「〜///!!うるさい!!
絶対みせてやらねー!!!!!!」





A「えー!!なんでー!!?お願いーー!」





N「〜大声出すな!!ばかっ!!!」



O「・・・お前の声の方がデケェよ。」



N「っ///うるさいっ!!」







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