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第31章 がらがら







M「俺は4人で食う飯の方がうまいし、
なんかしっくりこないんだよな、にのがいないと」




M「にのだって1人で食べてたらうまくないだろ?
食事の時くらいさ、顔だしてよ、俺がさみしいよ。」



俺がヘソ曲げてまーくんを避けてるとか、

潤くんの想像はそんなとこなのかもしれない。






N「…おれがいると、まーくん嫌がるからさ。 」




M「そんなわけないだろ?だって雅紀は、」




N「ううん、まーくんはもう俺のこと嫌いなの。
重いって、・・・飽きたって、」




M「だから、そんなわけないだろ?!
雅紀に限って・・・絶対ない。」





N「だって、まーくんが言ったもん・・・、
それに・・・・・・・・・・・・・・・、え?」





M「にの?」





N「・・・うそ?っなんで? 」





話してる途中で窓の外を通り過ぎたふたり。




M「 にのっ?! 」





その見知った顔とおかしな組み合わせに

思わず走りだした。




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