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第6章 どきどき




握っていた相葉くんのシャツを解放してあげると

相葉くんは困ったような笑顔で

どうしちゃったの?と呟き、

まるで小さな子をあやすように頭を撫でてくれた。







まただ。





また心臓がぎゅってなる。





また明日ね、って俺たちの部屋を去っていく相葉くん。




ぎゅってなった心臓は、





今度はドクンドクンとうるさい。






あーーーーーーー











なんか今更、気づいちゃったかも。














おーちゃんに嘘ついちゃったかも。













俺、相葉くんが好きなんだ。







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