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第12章 きりきり
#N
三「あーーー!にーのーーー♡」
相葉くんの部屋を出た後、なんとなく
校舎側に向かってふらふらと歩いていると
久しぶりにけんちゃんに会った。
N「あ。けんちゃん。」
三「 どしたのー?元気ないねー?」
ぽんぽんと俺の頭を撫でる仕草に
うっかり泣きそうになる。
N「別に・・・。 」
三「ふふふ♡その顔かわい♡」
無意識に尖らせた唇に、けんちゃんの指が触れる。
そういえば相葉くん、
あれ以来キスしてくれてない・・・。
N「・・・けんちゃん。」
三「んー? 」
N「俺って、・・・どこが可愛いの?」