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第13章 あまあま




#N






最悪だ・・・・・!







あられもなく喘いで、相葉くんの手を汚して

自分だけ早々にイッてしまった。

その上泣き喚いて・・・。


恥ずかしすぎる。もう恥ずか死する。






ついさっきけんちゃんの部屋で学んだこと、

全く出来てないし!!!←どこまで勉強した






相葉くんにも気持ちよくなってもらいたい。

いや、もらわなきゃ!



せっかく俺と

エッチなことするつもりでいてくれたんだもん!












優しく頭を撫でる相葉くんの肩をグイッと押し

マウントポジションに持ち込む。





A「う、わぁ!」







ふふ、相葉くん驚いてる。







N「・・・。」







ここからまずどうすりゃいいんだ・・・?








A「にのちゃん・・・? 」





かたまる俺に、不安そうな顔の相葉くん。

えっと、えっと






N「・・・今度は相葉くんの番。」





恐る恐る相葉くんの股間に手を伸ばし、

服の上からそっと触れてみる。







A「え、ちょ! 」






あれ?






A「にのちゃん!無理しなくていいから!」







慌てた相葉くんが、

股間に触れていた俺の腕を掴み

そのまま起きあがってきた。

膝の上、抱きしめられながら、

俺の頭の中はハテナでいっぱい。







とりあえず、なんで萎えちゃってるの?






泣いたのめんどくさかった?

やっぱり男となんていやになっちゃった?

無理しないでってなに?

相葉くんは無理して俺に触れてたの?








ぐるぐるぐるぐる。


















導き出した答えは、

とりあえずエッチは難しいってこと。




N「ごめん・・・。そろそろご飯いこっか?」




A「、あ!そうだね!そうしよ!」










ネガティヴな思考に泣きそうになる。



顔見られるのが嫌で

ギュって抱きついて相葉くんの首元に顔を埋めた。






なんだよチクショー。

やっぱり女の子に生まれればよかった。








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