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第14章 やきもき
#N
M「で?拗ねて実家帰らせていただきますって?」
お前は嫁か、といって潤くんがやれやれと
お手上げポーズをとった。
N「・・・もともと明後日帰るつもりだったし。 一日早めただけだもん。」
相葉くんとご飯食べ終わって、現在荷造り中。
N「ていうか翔くんは?いつまで帰省してんの? 」
M「明日帰ってくるよ。」
N「じゃあ俺いなくてちょうどいいじゃん。イチャイチャラブラブすればいーじゃーん。 」
M「いやぁ・・・。」
なんか歯切れの悪い潤くん。
N「なに、帰ってくるの嬉しくないの?」
M「いや?嬉しいよ?」
N「ふぅん?」
M「ただ翔くんはどうかなって・・・」
N「え?」
M「いや、なんでもない。」
荷造りの手を止め、潤くんを振り返るけど、
机に向かって勉強していてその表情は伺えない。
N「・・・うまくいってないの?」
M「ん〜・・・雅紀にも言ったんだけどさ、俺めんどくさがられてるんじゃないかなと思って・・・。」
N「あのさ、そもそも聞いていい?なんで翔くんと付き合うことになったの?」
ずっと疑問に思ってた。
イケメンでスポーツマン、
女の子に不自由しなさそうな2人が
どうやって付き合うことになったのか。