
子猫カンフェス
第1章 子猫カンフェス
あれから…借りた着替えを返すために…
あの公園に何度も足を運んでみたものの…
不思議なことに啓二さんとは会えていません…
――――…やっぱり…
「また、あえるかな?」は…社交辞令だったのでしょうか…
エッチな事…してもらいたいって思った僕に…罰が当たったのでしょうか…
それにしても――――…
今日も会えそうに有りません…
僕は…もてあそばれた…のでしょうか…
やっぱり…女の子がいいですよね?僕は…所詮…
女装趣味の…気持ち悪いオカマもどきですから
僕は今日も…借りた服が入った紙袋を胸に抱き…
来た道をもどる事にします――――…
寂しいです…
