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裸族探偵 枯葉雅紀

第1章 月9じゃないよ

「なるほどね」

依頼者である斗夢さん(仮名)の部屋を見回す。

僕は裸族探偵こと枯葉雅紀。

探偵ごっこ……じゃなく
探偵プレイ……でもなく
リアル探偵なう!な、わけで。

「あの……依頼内容を聞かなくても
いいんでしょうか?」

「お聞きするまでもありません。
僕にはアイドルグループ【祟】である
信頼と実績があります」

「毎週欠かさず志村しょくぶつえん
見てますー!」

……に、しても。

僕は名の通り裸なのだか
斗夢さんは気にならないのか?

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