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アホエロ小説

第2章 巣作りしましょ?

頭がクラクラして、今にも遥に襲いかかりそうだったが最後の理性をもってネクタイとジャケットを脱いだ。




リビングのあちこちに点々と転がる靴下やハンカチ、愛用のタバコの箱やペンなどの小道具。



今回もどうやら根こそぎ持って行かれたらしい。



ゆっくりと寝室に近づくに連れて濃くなる香りにそのまま体が引っ張られる。


コンコンとノックすると寝室からは頼りなさげな遥の声が聞こえた。



「入るよ遥。」


「ぅ、ん....」




ゆっくりとドアノブに手をかけて開けた瞬間にブワッと遥の求愛の証が自信を包む感覚に陥る。



「ただいま遥。ヒート始まったんだ。ごめんね一人にして。」


「うぅ、ん....だい、じょぉぶ....」




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