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碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~

第3章 青空と共に・・・流れる雲

晴れの日はにっこりと笑い

雨の日は思い切り泣き

嵐の日もあれば

風の吹く日もあります






そしてまた…綺麗な青色をみせて

いつもそこにいる





そんな彼


青空みたいな・・・彼










優人が青い空ならば

私は共に流れる白い雲でしょうか





私は青空の元

風に揺られるように

時には煽られるように

流れていく







けれど・・・優人と言う青空は


決して雲を置いていきません








『マリア・・・手、はなすなよ?』








風が強くても、弱くても


吹かれても煽られても


揺られても、止まっても






その青空は

白い雲を





私の手を・・・決してはなさず






共に・・・風に揺られて




共に・・・流れてくれるのでした

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