テキストサイズ

碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~

第4章 はじめての・・・自由

『ちぇ・・・ツレねぇの♪マリアぁ~』





『っあたりまえでしょっ・・・

って?!ちょっと・・・!!!』






さわさわ・・・って?







『オシリなでないでよっ・・・?!』





『ふふふ♪ナデナデが嫌なら

オシリペンペン~にするか?♪』








『~~~~っ・・・??!

ぉ…お味噌汁っ…吹き零れるって
言ってるでしょぉ・・・っ

ジャマばっかしてぇっ・・・
あっち行っててったら!!

う・・・うっとおしいなぁ・・・もぉ!!』







どんっ・・・






両手の塞がった私は


咄嗟に・・・オシリを向けたまま

と言うか、もろに

オシリで

彼を思いきり

突飛ばしてしまいました





だって・・・変なこと言うから





『ってぇ~~(笑)

お~~怒った怒った♪』




ケラケラと笑いながら

おかわりのビールを出して

彼はプラっとテーブルに戻っていく






うっとおしい・・・なんて

言ってしまいました






けど・・私は本心じゃ

ちっとも思ってませんでした





誰しも…それぞれ

様々な顔を持ち合わせています






お仕事でのキリッとした顔

家庭でのくつろいだ顔

真面目な顔

ふざけた顔



イタズラな・・・顔


そして時に


毅然とした・・・ぶれない顔






私は・・・どの優人の顔も

大好きだから

ストーリーメニュー

TOPTOPへ