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碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~

第6章 優人の心・・・

『出ていけ!!!』




よくあること・・・




そんな感覚で居ること自体が

異常な事にも

気づけなくなっていた私は



泣いて許しを請いながらも

髪の毛や服を掴まれ



裸足のまま



玄関の外へと

放り出された





『カズキっ・・・・ごめんなさい』




『出ろ・・・!』






ドンっ・・・・






『っ・・・・う・・・・っ』






バタン・・・っ


ガチャっ





隠してあるカギにも
お金にも手が届かなかった




着の身着のまま

真冬の空の下に出された私は・・・・





皮肉にも

夫のカズキのした事がきっかけで




人生においての

大きな転機を迎えるのでした

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