
碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~
第6章 優人の心・・・
それは・・・みなさんに
お話するまでもないと
思うのですけど
よくあることの
その一度に
私は・・・・彼と
出逢うことになりました
麻痺していた私は
そこでも麻痺していたのだと思いますし
状況、理由はどうあれ
倒れかけていたとは、いえ
夫の言うところの
なんの魅力も…価値もない女の私でも
仮にも…女の私
知らない男の人についていくなんて
どうかしていました
だけど
警察につかまれば
夫の元に戻される
かといって
どこに行けばよいのか
そんな私に
手を差し伸べてくれた人
私は・・・・麻痺しきった脳に
初めて空気を
酸素を沢山送り込みました
すぅー・・・っと
〃おいしい空気を〃
吸い込みました
それは
ただ単に
窓を開けて外の空気を吸った
そんなものではありません
世間様から見た
まともな感覚で生きている
〃広い世界の人間〃から見た
あまりに異様な私たち夫婦の有り様
世間様・・・あるいは、それは
その人が
〃彼〃が
私に勇気をくれた
それが真実かもしれないけれど
〃私・・・この旦那(ひと)
いらない・・・〃
自分が誰なのかも忘れていたように
〃自分〃をなくしていた私が
何年ぶりでしょう?
ちゃんと…〃生きている人間らしく〃
明確な意思と希望を持った
そんな瞬間でした
〃外の空気を吸って自分の力で生きる〃
〃そのためには…私は・・・・
この旦那(ひと)…いらない〃
〃自由に・・・生きたい〃
お話するまでもないと
思うのですけど
よくあることの
その一度に
私は・・・・彼と
出逢うことになりました
麻痺していた私は
そこでも麻痺していたのだと思いますし
状況、理由はどうあれ
倒れかけていたとは、いえ
夫の言うところの
なんの魅力も…価値もない女の私でも
仮にも…女の私
知らない男の人についていくなんて
どうかしていました
だけど
警察につかまれば
夫の元に戻される
かといって
どこに行けばよいのか
そんな私に
手を差し伸べてくれた人
私は・・・・麻痺しきった脳に
初めて空気を
酸素を沢山送り込みました
すぅー・・・っと
〃おいしい空気を〃
吸い込みました
それは
ただ単に
窓を開けて外の空気を吸った
そんなものではありません
世間様から見た
まともな感覚で生きている
〃広い世界の人間〃から見た
あまりに異様な私たち夫婦の有り様
世間様・・・あるいは、それは
その人が
〃彼〃が
私に勇気をくれた
それが真実かもしれないけれど
〃私・・・この旦那(ひと)
いらない・・・〃
自分が誰なのかも忘れていたように
〃自分〃をなくしていた私が
何年ぶりでしょう?
ちゃんと…〃生きている人間らしく〃
明確な意思と希望を持った
そんな瞬間でした
〃外の空気を吸って自分の力で生きる〃
〃そのためには…私は・・・・
この旦那(ひと)…いらない〃
〃自由に・・・生きたい〃
