
碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~
第6章 優人の心・・・
休日…なんてことのない時間に
私は・・・優人に聞いてみようと思いました
『ゆぅちゃん・・・あのね』
『ん~~?』
だからって…なんて聞くのか
〃あの人の事…気にならないの?〃
〃なんで何も聞かないの?〃
『・・・』
どちらにしても
妙な言い方です
『〃あの人〃・・・』
『うん?』
私は・・・ついに・・・一度だけ
優人に元夫の話をしました
なにも自ら話したい事では
当然ありませんでした
常識的に考えたら
話すのかな?どうかな?
そうも思いました
だけど・・・私
優人の気持ちを
確かめたかった
もしかしたら優人も
同じ事を思ってるかもしれない
〃わざわざ話す必要はない〃…と
だけど…一番…心配だったのは
もしも
言わば〃タブー〃のように
優人が私に気を遣っていたら
嫌だったから
それだけは・・・嫌だったから
『あの人…海外赴任を希望して
海外の支社に移ったらしいの』
偶然にも聞いた、その消息を話題に
私は切り出しました
『・・・』
『だから…うっかり会っちゃう~
なんてこともないって…安心してて』
『へぇ・・・』
やはり…タブー視する
そんな反応だと、この時思いました
〃二度とそんな話をしてくれるな〃…と
優人が言っているのだ、と
『俺には関係ねぇよ・・・』
そして
優人の声は…とても冷たく
ドライだった
私は・・・優人に聞いてみようと思いました
『ゆぅちゃん・・・あのね』
『ん~~?』
だからって…なんて聞くのか
〃あの人の事…気にならないの?〃
〃なんで何も聞かないの?〃
『・・・』
どちらにしても
妙な言い方です
『〃あの人〃・・・』
『うん?』
私は・・・ついに・・・一度だけ
優人に元夫の話をしました
なにも自ら話したい事では
当然ありませんでした
常識的に考えたら
話すのかな?どうかな?
そうも思いました
だけど・・・私
優人の気持ちを
確かめたかった
もしかしたら優人も
同じ事を思ってるかもしれない
〃わざわざ話す必要はない〃…と
だけど…一番…心配だったのは
もしも
言わば〃タブー〃のように
優人が私に気を遣っていたら
嫌だったから
それだけは・・・嫌だったから
『あの人…海外赴任を希望して
海外の支社に移ったらしいの』
偶然にも聞いた、その消息を話題に
私は切り出しました
『・・・』
『だから…うっかり会っちゃう~
なんてこともないって…安心してて』
『へぇ・・・』
やはり…タブー視する
そんな反応だと、この時思いました
〃二度とそんな話をしてくれるな〃…と
優人が言っているのだ、と
『俺には関係ねぇよ・・・』
そして
優人の声は…とても冷たく
ドライだった
