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碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~

第7章 あたらしい・・・〃家族〃

『ただいま~~・・・!』




夕刻・・・

マリアが帰ってきた









『ん・・・ぉ・・・マリア?

~~おかえり・・・』








『んふ・・・ただいま』






目が合ったマリアは


なんか・・・俺を見て


クスクス笑ってる









『???』








『仲良くしてるみたいで(笑)

何よりだよ・・・ゆぅちゃん』








『・・・』








俺はアモの柵の前で

いつの間にか大の字になって寝てた








『ゃ・・・べつに・・・チビスケが

ドンガンドンガン、うっせぇから・・・』










『クス・・・~~・・・アモた~ん?

ただいま♪・・・良かったねぇ

パパに遊んでもらったの?

んふふふ・・・うん、いいこいいこ♪』






「~~♪・・・」






アモはマリアの帰宅に

明らかに・・・やたらと

嬉しそうにしてやがった(苦笑)







『ぁ・・・わりぃマリア

アモにまだメシ食わせてねぇや・・・』







『ぁ・・・うん、私がやる』








『ぁ~~・・・俺・・・やるよ』







『?・・・。~~クス・・・

うん・・・じゃぁ、お願い(笑)

私、お夕飯作るね♪・・・

・・・って

ゆぅちゃん・・・???』






『・・・うん???』







『なんか・・・髪型、変えた??』







『は・・・?』






マリアの言葉につられるように

体を起こした俺の目の前・・・








パラパラ・・・







なんか・・・黒っぽいもんが

床にパラパラ落ちるんだが?






『ぷっ・・・ふふふ』






マリアが堪えきれずに笑いだす





パラ・・・パラ


落ちるのは




おそるおそる・・・見るが











どうも俺の〃前髪〃らしいぜ














『だぁ"~~~~っ?!?!?!(汗)』











もちろん・・・犯人は?











『アモ~~(汗)!!!

テメェなにしやがるぅ・・・っ?!』










なに食わぬツラしてやがるぜ?!






見た目は可愛いんだがな…











『ちっっっとも可愛くねぇぜっ・・・!!』

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